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インプラントの日本での普及率は?海外との比較



インプラントは補綴治療の中でも比較的新しい治療法です。

最近では一般的な治療法となりましたが、海外と比べるとその普及率はどの程度なのでしょうか。

日本のインプラントの普及率と、海外との違いについて解説します。

 

■日本でのインプラントの普及率は?

 

◎普及率は2.7%

 

厚生労働省は2016年に歯科疾患実態調査(※)を行っています。

その中で、日本のインプラント使用者は全体の2.7%であることが分かりました。

補綴治療は年齢が上がるほど必要になってくるため、40代で約1.75%、50代で約2.1%、60代で約3.45%、70代で3.55%、80代で2.7%となり、全年齢層では60代のインプラント普及率が最も高くなっています。

 

(※)厚生労働省 「歯科疾患実態調査」(平成28年)

 

◎世界の動向

 

インプラントメーカー、スローマン社の2020年の報告(※)によると海外の動向として、一番インプラントが普及しているのが韓国です。

スペインやイタリアなども普及率が高く、日本は全世界の14位に位置しています。

インプラントメーカーが多くある国が、普及率が高い傾向となっています。

 

(※)Straumann 「2020 Annual Report

 

■日本でインプラント普及率が低いのはなぜ?

 

◎費用の問題

 

日本でのインプラント普及率が諸外国に比べて比較的低いのはどのような理由からでしょうか。

大きな問題の1つが費用といわれています。

日本は国民健康保険が広く導入されていますが、保険を民間の企業に任せるアメリカなどの場合は、インプラント手術の一部分を保険で受けられるケースがあります。

これによって、日本より費用が安くなるケースもあるようです。

またインプラント手術自体が安く抑えられる国もあり、インプラント手術を海外で受けようという方もいらっしゃいます。

しかし、その後のメンテナンスなどを考えると、必ずしも良いとは限りません。

日本でも、高額な医療費がかかった場合は医療費控除が受けられるというシステムがあります。

インプラントはこの医療費控除の対象内です。

もし費用面が気になる方は、医療費控除について調べてみることをおすすめします。

 

◎歯への認識の違い

 

歯への認識の違いも普及率に影響を及ぼしているといえます。

白く整った歯が良いとされ、子どもの頃に矯正治療を受けさせることが当たり前の国では、歯が抜けた時の補綴治療の審美性、機能性についても関心が高いといえるでしょう。

まだ日本はこのような認識が諸外国に比べて薄く、普及率の低さの一因となっているといえます。

 

■インプラントはコストパフォ-マンスが良い治療法

 

◎入れ歯、ブリッジとの比較

 

まだまだインプラント普及率の低い日本ですが、インプラントが他の補綴治療と比べてコストパフォーマンスがいいということはあまり知られていません。

歯を失った部分に行う補綴治療には、インプラントの他に入れ歯とブリッジがありますが、インプラントは機能性や審美性などがこれらの治療に比べて高く、寿命も長いのが大きなメリットです。

入れ歯の寿命は10年程度で、噛む力は天然歯の4分の1程度ですが、インプラントは寿命が10年程度、噛む力は天然歯と同程度です。          

インプラントは寿命が長く、他の治療に比べて快適に使える傾向が高く、結果的にコストパフォーマンスが良い治療法であることを知っておくと良いでしょう。

 

【まだ発展途上のインプラント普及率】

 

日本のインプラント普及率はまだまだ発展途上といえるでしょう。

普及率が高い国には、韓国。スペイン、イタリアなどがあります。

インプラントメーカーが多く存在している国ほど普及率が高い傾向にあります。

日本の普及率の低さの背景には、治療費や歯への意識の問題などが考えられます。

しかし、インプラントは長い目で見て大変コストパフォーマンスの良い治療法です。

インプラント治療をお考えの方はぜひ1度当院にご相談ください。

カネコデンタルオフィス
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