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差し歯がダメになったらインプラント? 違いと費用を歯科医師が解説

差し歯がダメになったらインプラント? 違いと費用を歯科医師が解説

■差し歯の土台が割れた…次の治療、どう選べばいい?


「土台が割れているので、抜歯が必要かもしれません」——そう告げられたら、誰でも不安になるのは当然のことです。


差し歯とインプラントは構造がまったく異なり、歯根が残せるかどうかで選択肢が変わります。この記事では費用・治療期間の目安を比較しながら、次の一歩を踏み出すための情報をまとめました。


この記事の要点まとめ


  • 差し歯とインプラントは「歯根を活かすか人工歯根を埋めるか」で異なる治療法
  • 費用・期間・寿命はそれぞれ異なり、ブリッジも含めた選択肢を比較検討することが大切
  • カウンセリングでは歯根の状態・費用内訳・持病の影響など5つのポイントを確認しておくと安心


■差し歯とインプラントの違いは「歯根があるかないか」で決まる

■差し歯とインプラントの違いは「歯根があるかないか」で決まる

◎差し歯は「自分の歯根を活かす」治療——構造と適応条件


差し歯(クラウン)は、ご自身の歯根が健康に残っていることが前提の治療です。歯根に土台(コア)を立て、その上から被せ物を装着する二層構造になっています。


保険適用の素材なら3割負担で数千円〜1万円ほど。自費でセラミックやジルコニアを選ぶと審美面での選択肢が広がる一方、8〜15万円程度の費用がかかります。


◎インプラントは「人工歯根を埋める」治療——歯根がない場合の選択肢


抜歯で歯根そのものがなくなったケースでは、顎の骨にチタン製の人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、連結部品(アバットメント)と上部の被せ物を装着するインプラント治療が候補に入ります。


三層構造で外科処置を伴う自由診療であり、骨と人工歯根が結合するまでに数ヶ月かかるため、差し歯より治療期間は長くなる傾向があります。


◎「差し歯もインプラントも同じ」は誤解——歯根の有無で治療法が分岐する理由


「どちらも歯に被せ物をする治療では?」と混同されがちですが、自分の歯根を使うか、人工の歯根を新たに埋入するかが大きな分岐点です。


レントゲンやCTで歯根が温存可能と判断されれば、差し歯で対応できる可能性が残っています。


歯根の温存が難しい場合でも、隣の歯を支えにするブリッジや入れ歯という方法もあるため、「抜歯=インプラント一択」ではないことを押さえておきましょう。


■費用・治療期間・寿命を数字で比較——差し歯・インプラント・ブリッジ


◎費用相場と保険適用の有無——差し歯は数千円〜、インプラントは1本30〜50万円が目安


項目差し歯インプラントブリッジ
費用目安保険:3,000〜1万円/自費:8〜15万円30〜50万円(自由診療)保険:1〜2万円/自費:15〜45万円
保険適用あり(素材による)なしあり(素材による)

当院では、インプラント治療を1本44万円(税込・コミコミ価格)でご提供しています。デンタルローンによる分割払いにも対応しており、2回目以降の月々のお支払いは4,500円から設定可能です。


教育費や生活費とのバランスを見ながら治療計画を立てられます。治療費は医療費控除の対象となるケースがあるため、確定申告時の活用もあわせてご検討ください。


◎治療期間と通院回数——仕事や家事との両立はどの程度可能か


差し歯は最短2〜3回の通院、期間にして1〜2週間ほどで完了するケースが多めです。ブリッジも2〜5回の通院が目安。


インプラントは骨との結合期間を含めて3〜6ヶ月ほどが一般的ですが、当院では約2か月での完了を目指し、手術時間もおよそ45分と身体への負担を抑えた対応を行っています。


通院頻度は月1〜2回程度に収まることが多く、お仕事や家事のスケジュールと両立しやすい治療計画をご提案しています。


◎寿命とメンテナンス——長持ちさせるために知っておきたい耐久性の目安


一般的な目安として、差し歯は7〜10年、ブリッジは7〜8年、インプラントは10〜15年以上の耐久性が期待されるとされています。


ただし、いずれの治療法でも定期的なメンテナンスは不可欠です。インプラントの場合は半年に1回程度の定期検診で、インプラント周囲炎を早期に防ぐことが長持ちの鍵。


初期費用だけでなくメンテナンス費用も含めたトータルコストで比較検討するのがおすすめです。


■カウンセリングで確認すべき5つの質問——納得できる治療選びのために


◎歯根の状態・治療の選択肢・費用内訳——聞き漏らしやすい確認ポイント


カウンセリングの場では、以下の5つを意識して確認してみてください。


1. 「自分の歯根はまだ使えますか?」 — 歯根の状態しだいで、差し歯かインプラントかが分かれます


2. 「インプラント以外の選択肢はありますか?」 — ブリッジや入れ歯の可能性も把握しておくと判断材料が増えます


3. 「総額はいくらで、分割払いは可能ですか?」 — 費用内訳とデンタルローンの条件を事前に確認しましょう


4. 「持病や服薬は治療に影響しますか?」 — 糖尿病や骨粗しょう症の薬など、事前申告が必要なケースがあります


5. 「術後の腫れや痛みはどの程度ですか?」 — 仕事や日常生活への影響を具体的にイメージしやすくなります


◎松山市内で差し歯・インプラントの相談をお考えの方へ


カネコデンタルオフィスでは、カウンセリングに十分な時間を確保し、レントゲンやCTで歯根の状態を丁寧に診査したうえで、生活スタイルやご予算に合わせた複数の選択肢をご提示しています。


「まだ治療を決めていないけれど、まずは話を聞いてみたい」という段階でもお気軽にご相談ください。松山市駅から徒歩6分、提携駐車場もございますので、お仕事帰りやお買い物ついでにもお立ち寄りいただけます。


■よくある質問


Q. 差し歯とインプラント、どちらを選べばいいですか?

A. 歯根が健康な状態で残っていれば、差し歯で対応できる場合があります。歯根の温存が難しいときはインプラントやブリッジが候補になりますので、まずは歯科医院で歯根の状態を確認してもらうことをおすすめします。


Q. 差し歯は1本いくらくらいですか?

A. 保険適用の素材であれば3割負担で3,000円〜1万円程度が目安です。自費のセラミックやジルコニアを選ぶ場合は8〜15万円ほどになります。


Q. インプラントは保険が使えますか?

A. 現行制度では、一般的なインプラント治療は自由診療(保険適用外)です。ただし医療費控除の対象になる場合があるほか、デンタルローンで月々の負担を抑える方法もあります。


Q. 金属アレルギーがあってもインプラントはできますか?

A. インプラント体に使われるチタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材とされています。ご心配な方は事前にアレルギー検査を受けておくと安心です。被せ物もジルコニアなど金属フリーの素材を選ぶことができます。


Q. MRI検査に影響はありますか?

A. チタン製のインプラント体は、MRI検査に大きな影響を与えないとされています。一方、差し歯の土台に金属を使用している場合は画像に影響が出ることもあるため、検査前に歯科医師へ確認しておきましょう。


金子 一平

歯科医師


カネコデンタルオフィス

院長

金子 一平

▶ 監修者プロフィール

経歴
平成11年3月 愛光高校卒業
平成18年3月 九州大学歯学部卒業
福岡市にて勤務
横浜市にて勤務
平成27年12月 開業
資格・所属学会
【資格】
ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト
日本歯周病学会 認定医
介護支援専門員
【所属学会】
日本口腔インプラント学会
インプラントスタディグループ松山
日本矯正歯科学会
日本歯周病学会
日本顎咬合学会
四国SJCD
JACID
日本臨床歯周病学会
日本顕微鏡歯科学会